「“心”に残る演奏を!」鶴見大学大学附属中学校・高等学校 ブルーベル・アンサンブル

ミュージックベル&トーンチャイム(クワイアチャイム)合奏団 鶴見大学附属中高ブルーベル・アンサンブルのブログです。日々の練習や演奏会のご案内など、もりだんさんな内容です。

【部員・保護者のみなさま】ご理解・ご協力のお願い 鶴見大学附属中学校・高等学校ブルーベル・アンサンブル

部員・保護者の皆さまへ


『ご理解・ご協力のお願い』


平素より部活へのご理解とご協力、誠にありがとうございます。心より感謝いたしております。

さて、活動の中でも主要な活動の一つになっている音楽ボランティアですが、地域のイベントやコンサート、病院や保育園、学校行事で昨年は計31回の演奏をいたしました。鶴見区のバックアアップをいただき、地域に根付く活動となりました。また、第28回ミュージックベル合奏コンテストでは、自由曲部門/高校生・一般の部で銀賞(全国2位)の成績を収め、部活として大きく飛躍した一年となりました。多くの本番を無事に終えることができましたのは、部員生徒のたゆまぬ努力と保護者の皆さまのご理解あってのことだと思っております。

私たちが演奏に使用しているミュージックベルという楽器は、教会で演奏されるイングリッシュ・ハンドベルを改良した楽器です。今から約30年前に日本で生まれました。ハンドベルやミュージックベルの演奏形態は、吹奏楽管弦楽といった他の演奏形態と大きく異なります。一つの楽器を分担してメロディとハーモニーをつくるという非常に珍しい楽器・演奏形態です。

一人ひとりの役割は、野球の守備に例えられます。それぞれのポジションがみな違う役割を持ち、代わることができません。誰が欠けても演奏は完成しません。一人ひとりの役割が非常に大きく、全員で呼吸を合わせ同じ曲の速さと曲のイメージを強く意識して協力して演奏する楽器です。自分自身を含め、他のメンバー全員が、かけがえないない一人であることを強く意識し、大切な存在だと気付きます。言い換えれば、一人ひとりの責任が非常に重いということにもなります。当日の急な代役は、ほぼできません。スケジュール管理と体調管理も非常に大切なことです。

部員募集は苦戦が続いておりますが、今年度も部員数が揃い状況が整えば、演奏依頼をお受けし、昨年と同程度の演奏機会が計画されます。演奏予定日は前もって部員を通じて保護者の皆さまへご連絡いたします。中には3ヶ月先、半年先、半年以上先の演奏予定をご連絡からすぐに決定する場面も多くあります。ご家庭におかれましては、スケジュールの面でご理解をいただく場面が多々あるかと存じますが、何卒ご協力をお願いいたします。また、本番に向けての体調管理も非常に重要ですので重ねて、ご協力をお願いいたします。


さらなる高みを目指して、また軽やかなベルのメロディを多くの皆さまに届けて参りたいと思っております。


鶴見大学附属中学校・高等学校
ブルーベル・アンサンブル顧問
教諭 梅沢 幸助