「“心”に残る演奏を!」鶴見大学大学附属中学校・高等学校 ブルーベル・アンサンブル

ミュージックベル&トーンチャイム(クワイアチャイム)合奏団 鶴見大学附属中高ブルーベル・アンサンブルのブログです。日々の練習や演奏会のご案内など、もりだんさんな内容です。

部活日記2017.06.11 Ensemble Carillon アンサンブル カリヨン Handbell Concert 2017 鶴見大学附属中学校・高等学校ブルーベル・アンサンブル

平成29年6月11日(日)、鶴見区民文化センター サルビアホールで開催されたEnsemble Carillon アンサンブル カリヨン Handbell Concert 2017に部員とコンサート鑑賞に伺いました。
アンサンブル カリヨンさんは、フェリス女学院中高OGのみなさんからなるハンドベルクワイアです。

高校3年生はまだ現役部員ですが、受験勉強に充ててもらいたいので、今回は高校2年生以下の部員で行ってきました。

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普段イングリッシュハンドベルトーンチャイムやミュージックベルなど、ハンドベルの派生楽器の演奏を聴く機会は多くなく、今回とても楽しみなコンサートでした。しかも会場がサルビアホールということで、秋の鶴見区民文化祭ホームコンサートで私たちも使用するホールです。

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ハンドベルのためのオリジナル曲から讃美歌、ジブリアニメ曲、ミュージカル曲、クラシック曲、「情熱大陸」といった人気曲や日本の民謡「鞠と殿様」までとにかくバラエティーに富んだ曲目です。個人的には「天空の城ラッピュタより君を乗せて」と「鞠と殿様」は、特にダイナミクスを強く感じ、ハンドベルの軽やかながら重厚な響きを存分に楽しめました。

部員にとっては、さまざまな奏法を生で見て聴く貴重な機会になりました。マルテラートは初めて見る奏法で食い入るように見ていました。

指揮者はハンドベル連盟の徳善義昌先生ですが、リンガーが曲毎入れ替わり立ち代わり指揮者を務めます。指揮者としての視点をもったリンガーになることで、リンガーとしての自分の役割や自分の担当する音域の中での音の持つ意味を理解します。多くのみなさんが、中高生のときに学生指揮者を務めていたそうです。

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今年で結成25周年。そんなメモリアルな演奏会ですが、今回のコンサートをもって演奏活動を終了するとのことでした。吸い込まれそうな素敵な演奏をされるクワイアなだけに、残念でたまりません。今回のコンサートではゆかりのある方など多くの方が詰めかけ、ホールは大変賑わっていました。

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今回のアンサンブル カリヨンさんコンサート鑑賞を通じて、部員はいろいろなことを考えるきっかけになりました。「全身で音を届けること」「楽譜を演奏しきることが目標ではなく、客席に音楽を届けること」「歌うようにベルを奏でること」「ダイナミクスを強く意識すること」「音楽は楽しいものであること」

4月に入ってきた新入部員も含めて、私たちもそんな演奏ができようになりたいと思っています。