「“心”に残る演奏を!」鶴見大学大学附属中学校・高等学校 ブルーベル・アンサンブル

ミュージックベル&トーンチャイム(クワイアチャイム)合奏団 鶴見大学附属中高ブルーベル・アンサンブルのブログです。日々の練習や演奏会のご案内など、もりだんさんな内容です。

部活日記2018.05.04-05 ひとり部活 GUST(ガスト)ブラスと鎌倉新フルート合奏団 鶴見大学附属中学校・高等学校ブルーベル・アンサンブル

2018年5月4日(金) 14:00~16:00
2018年5月4日(土) 13:30~15:30

部員と行くベルやチャイムのコンサート鑑賞では、同族楽器を演奏する上でいろいろと刺激を受けて、日頃の練習につなげています。それは奏法であったり、モチベーションであったり。

ひとり部活で行くコンサート鑑賞では、ベルやチャイム以外のものにも積極的に行って、音作りのヒント演出のアイデアを吸収しに行っています。趣味と実益を兼ねてもいますね。今まで行ったことのないジャンルほどアイデアがありそうです。最近は雅楽やリコーダーオーケストラなんて新しい発見がありそうだなと思っています。



少々文章が長くなりますので、先に結論を。
「お客さんと演奏者との距離がぐっと近くなるアイデア
「音色が統一されているからこそのダイナミクスの重要性」
結論はこの2つです。



「お客さんと演奏者との距離がぐっと近くなるアイデア

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2018年5月4日(金)は、GUST(ガスト)ブラスの第21回演奏会に行ってきました。会場は鶴見区民文化センターサルビアホールです。GUSTブラスさんは神奈川県内のアマチュアオーケストラに在籍する金管5重奏団です。若手の方々かと思いきや年季の入った大ベテランのみなさん。
場内アナウンスからおもしろい。通常演奏中の写真撮影や録音・録画はNGですが、「フラッシュ撮影に耐えられるように1年間鍛えてきました。」とかなりオープン。軽妙なMCに飽きさせない演出。でも演奏は正統派です。一番驚いたのが休憩中のティータイム。休憩がけっこう長い。普通、出演者は休憩時間は楽屋でゆっくりですが、あえてこの時間は出演者とお客さんとロビーで飲み物を飲みながらお菓子を食べながらの交流タイム(お酒も用意されています)。休憩後はぐっと距離が近くなって、親近感もわいてさらに引き込まれていく。また次回も「絶対に来たい!」と思える演奏会でした。個人的には第2部のイギリスの小さな村のキャロル「コヴェントリーキャロル」が良かったです。


「音色が統一されているからこそのダイナミクスの重要性」

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2018年5月5日(土)は、鎌倉新フルート合奏団の第28回定期演奏会でした。会場は横浜みなとみらいホール・小ホール。考えてみたら、みなとみらいホールは、ここ1ヶ月で3回行っています。かなりの頻度です。
こちらは、私、顧問Uがフルートアンサンブルをご指導していただいているプロのフルートアンサンブル、コンセールルミエールの渡辺光先生が指揮・指導をされているフルートオーケストラの定期演奏会です。アンコールを入れて全5曲。ゲストは神奈川フィルの主席ファゴット奏者 石井淳氏。2曲目にはモーツァルトファゴット協奏曲を演奏されました。管弦楽吹奏楽のような迫力や派手さはありませんが、どの曲も吸い込まれる演奏です。
基本的にはフルート・アルトフルート・バスフルート・コントラバスフルートの編成。最高音から最低音までフルートの音色で統一されています。ダイナミクスが強く感じられるからこそ、吸い込まれるような演奏なんだと思います。

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以前私たちの部活の演奏に関して、音楽を勉強された信頼のできる複数の方からこんなことを言われたことがあります。
「どれも同じ曲に聴こえてしまいます。もったいないですね。」
悔しいですが、おっしゃる通りでした。それは最高音から最低音まですべて統一されたベルの音色。他の楽器が入らない分、ごまかしが一切効きません。ダイナミクスが感じられない、抑揚とメリハリに欠ける演奏だといういうことです。ここが私たちの大きな課題だと思います。これからもそこに力を注いでいきたいですね。




前回も書きましたが、5月27日(日)に向けて、完成度を高めていきましょう。来週からは講堂でのステージ練習も入れていきます。

次回の練習はGW明けの5月7日(月)。高3部員は学校授戒会で、總持寺に1泊の修行中です。ということで、高2よろしく!!集合は多目的03教室です。その後に講堂2階へ移動です。「海の見える街」を中心に、「さよならの夏」の合奏を行います。

集合・準備・片付けはテキパキと。休み時間も効果的に。無駄な時間は省きましょう。



“心”に残る演奏を!」
ミュージックベル&トーンチャイム(クワイアチャイム)
鶴見大学附属中高ブルーベル・アンサンブル Bluebell Ensemble